2nd seasonの人生

人生最悪の出来事が起こった時、人間はどう生きるのか。

今日という日

朝7時に起き、夜11時に就寝すれば、たっぷり16時間ある。
大抵の人は一日中なにか仕事をしている。
ただ一つ違うのは、彼らの仕事は非常に多岐にわたり、私はたった一つの仕事に全てのエネルギーを集中する点だ。

エジソンの言葉だ。

彼によると、僕たちは色々なことにエネルギーを費やしているらしい。確かに言われてみればそうだ。今、僕はブログを書いている。しかし、勉強もするし、ゲームもするし、時にプログラムを組んだりする。様々なことをエジソンが言う”16時間”
で行なっている。

彼は、様々なことをたった一つのことに絞った。
それは発明するということだ。
1つのことに絞った当時は当然様々な思いがあっただろう。

本当にこの選択で間違いがないのか。

この迷いが彼の中で1番強かったと僕は思う。
僕自身、治療方針で選択を迫られることが多々あった。けど、どれも中途半端にしか決められなかった。だって、どれを選ぶことが最善かやってみないとわからないから。

人生をかけた選択というものは、辛いものだ。
何か根拠があれば選べるのだが、人生がかかっている時に限って明確な根拠がない。間違った選択をすれば、待つのは

こんな絶対にしたくないような選択を迫られる時がいつかはやってくる。311のように。


次のような銀行があると、考えてみよう。

その銀行は、 毎朝あなたの口座へ86,400ドルを振り込んでくれる。
同時に、その口座の残高は毎日ゼロになる。
つまり、86,400ドルの中で、あなたがその日に使い切らなかった金額はすべて消されてしまう。
あなたならどうするか?

もちろん、毎日86,400ドル全額を引き出すだろう。

私たちは一人一人が同じような銀行を持っている。

それは時間

毎朝、あなたに86,400秒が与えられる。

毎晩、あなたが上手く使い切らなかった時間は消されてしまう。
それは、翌日に繰り越されない。
それは貸し越しできない。
毎日、あなたの為に新しい口座が開かれる。

そして、毎晩、その日の残りは燃やされてしまう。

もし、あなたがその日の預金を全て使い切らなければ、あなたはそれを失ったことになる。

当然、過去にさかのぼることはできない。

あなたは今日与えられた預金の中から今を生きないといけない。だから、与えられた時間に最大限の投資をしよう。そして、そこから健康、幸せ、成功のために最大の物を引き出そう。

時計の針は走り続けている。

今日という日に最大限の物をつくりだそう。

1年の価値を理解するには、落第した学生に聞いてみるといいだろう。
1ヶ月の価値を理解するには、未熟児を産んだ母親に聞いてみるといいだろう。
1週間の価値を理解するには、週間新聞の編集者に聞いてみるといいだろう。
1時間の価値を理解するには、待ち合わせをしている恋人たちに聞いてみるといいだろう。
1分の価値を理解するには、電車をちょうど乗り過ごした人に聞いてみるといいだろう。
1秒の価値を理解するには、たった今、事故を避けることができた人に聞いてみるといいだろう。
10分の1秒の価値を理解するためには、オリンピックで銀メダルに終わってしまった人に聞いてみるといいだろう。

だから、あなたの持っている一瞬一瞬を大切にしよう。

そして、あなたはその時を誰か特別な人と過ごしているのだったら、十分に大切にしなくてはならない。

その人は、あなたの時間を使うのに十分ふさわしい人だろうから。

 

 

 

昨日は、もう過ぎ去ってしまった。

明日は、まだわからない。

今日は、与えられるもの。

だから、英語では「今」を「プレゼント(=present)」と言う。

プレゼントを大切にしていれば、そのうち生死を分ける選択の答えが見えて来るかもしれない。